デュヴェルジェの気持ち

気になった著書、場所について感想を綴っています。

【噂通りの良書】「最強の独学術」口コミ、感想、レビュー

先日、私は独学をもっと簡単に、短時間で質の高い取り組みを行いたいと思い

「最強の独学術〜自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」〜」を購入しました。 

 

結論から言いますと、この本で「独学のための環境整備」、「独学する上でのモチベーション維持」方法を学ぶことができました。

 

勉強方法というよりも「独学を継続させるためのマインドセット」を学ぶことができます。

 

早速読み始めると、冒頭の記述で以下の項目に該当する人が、この本を読むと効果的であるとのこと。

 

  • 目の前の試験に合格したい人
  • 教養を楽しく深めたい人
  • 「学び直し」をしたい人
  • 勉強嫌いでモチベーションが続かない人
  • 塾・社会人向けスクールに通うお金や時間がない人

 

そして、私は本を一通り読み終えて、以下4つの項目にまとめました。

これらの項目を順番に取り組むことで、質の高い独学を維持しながら、目標達成できると思いました。

 

  1. 目標を設定する(達成期限を設定し逆算して必要な時間を把握する、集中するための作業場所を把握する)
  2. 1日24時間の中で、各々が目標のために必要な時間を捻出する。(やらないことを増やして、余白時間を生む)
  3. 勝手に独学が習慣化する「仕掛け」を作る(無意識でも独学を始められるよう環境を整備する)
  4. 定期的に試験等を設定し自分自身の理解度を数値化する(PDCAサイクルで、結果を残せるように方向性を都度修正する)

 

1.まず、最長でも1年以内の目標を設定すべきとのこと。目標達成するために必要な時間、作業内容、作業場所を洗い出します。

 

例えば、私は1年後の公務員試験に合格するという目標を立てますと、

24h×365日=8760hの持ち時間があることが分かります。

 

そのうち、睡眠時間+ご飯、風呂等の必要な生活習慣を10時間と仮定すると

10h×365日=3650hを消費することになります。

 

よって、8760h-3650h=5110hが使用可能時間となります。

その他、仕事時間、趣味の時間、移動時間等を差し引いて、目標達成のために使用可能な時間を算出します。

 

2.次に、目標達成のための必要な時間を、月単位、週単位、日単位で割り出し、自分がどの時間帯に作業可能であるか明確にし、不必要な作業、予定を行わないようにします。

 

具体例を出しますと、

先ほど上記で算出した5110時間を

 

月単位:5110h÷12=約425h

週単位:425h÷4=約106h

日単位:106h÷7=約15h

 

と、1日の使用可能時間を算出します。

さらに、仕事がある平日ですと、移動時間(ここでは1時間と設定)も合わせて省くと

 

平日:15h-(勤務時間8h+移動時間1h)=6h

と算出でき、1日で最長6時間勉強可能であることが分かります。

 

このように1日単位で捻出可能な時間を明確にし、その時間を確保できるように不必要な作業、予定を行わないようにします。

 

 

3.そして、独学が習慣する仕掛けを作ります。

 

具体例を出しますと、

毎朝、私はtwitterで「投稿日付」、「連続投稿日数」、「当日の作業内容」、「意気込み」を毎日ツイートしています。

そして、当日の夜、翌朝に「作業達成率」を各作業内容ごとに記述して返信ツイートしています。

 

結果が良くも悪くも毎日投稿すると、独学へのモチベーションが徐々に上がり、次第に「いいね」の数も増えていきますので、

途中で止められなくなります。独学が「義務感」から「使命感」に変わる感覚ですね。

 

4.最後に、定期的に試験等を設定し自分自身の理解度を数値化します。

 

今回は公務員試験合格の目標において、具体例を出しますと、

1週間に1度、過去問を解く時間を設けて、正答率(同じ問題を何回正解できているかまで)、誤回答内容の傾向を分析します。

誤回答が発生した原因を分析し(テキストを理解していない、ケアレスミス等)、次の過去問、模擬試験に向けた対策を計画します。

 

私はExcelで過去問の回答傾向を分析し、対策を立てています。日記帳やメモ帳を使用して記録することも間違えではありませんが、

記録時間を最小限に抑えたいので、Excelの関数を使って自動算出することをお勧めします。

 

 

 

以上のように、具体例はあくまで私の生活習慣の一例に過ぎませんが、

結局のところ、各々が最高の独学をして目標達成するために生活習慣を創意工夫する必要がありますね。

 

初めは、どのように独学するために生活を工夫しなきゃいけないのか、分からないことも多いですが

この本の情報をベースに、成功者、試験合格者の生活習慣、意見を参考にして、各々の価値観で取捨選択し

PDCAサイクルで日々改善しながら最適な習慣を構築する必要があると思いました。

 

目標ごと最適な独学方法は人それぞれだと思いますが、

この本は、目標達成するための独学を実現する参考情報が沢山詰まった良書だと言えます。

 

1度お手に取ってパラパラ読んでも参考になると思います。