【噂通りの良書】「伝説の外資トップが説く リーダーの教科書」口コミ、感想
今回、私が読んだ本は「伝説の外資トップが説く リーダーの教科書」という本。
現在、私は新しく配属された社員の業務指導教育を担当してます。
そこで、上司からプロジェクトリーダーになるべく仕事の取り組み方、部下との接し方について学んで欲しい、
とのことでこの本を勧められました。
結論からお話しすると、この本は管理職にこれからなる人、または現在管理職の人が
業務スキル、人間スキルの両方を育てる意識の持ち方、具体的な目標設定から行動までの指針が記載されています。
単なる職場のリーダーになるためのノウハウ本かと思いきや、リーダーを目指す読者、
若しくは現在リーダーに就く読者が今後どのように業務を遂行するべきか、
世の中の様々な職場においても対応できる指針が記載されています。
本書は以下の構成で作成されています。ご覧の通り、読者の状況ごとにリーダーの役割について記載されており、
読みたい章からピックアップして読み進められるようになっております。
店頭でこの本を手にとって、参考になりそうな章だけ読み進めても良いかもしれないですね。
【本書の構成】
1章:これからリーダーになる人へ-上司の心得
2章:リーダとして歩き始めた人へ-上司としての認識
3章:リーダーシップをさらに磨きたい人へ-上司のスキル
4章:選ばれたリーダーを目指す人へ-上司の役割
私は、これから管理職になることを目指しているので、1章から順に読み進めました。
特に印象に残っている内容が「目標=願望+時限設定+行動計画」という言葉です。
多くの人は期限を漠然として目標を設定しているので達成する確率が低いとのこと。
筆者は期限、行動計画がない目標を「願望」と呼んでおり、目標と呼び、達成する確率を高めるためには時限設定と
具体的な行動計画まで落とし込んで、定期的に進捗を確認しながら達成に向けて取り組むべきとのこと。
私自身、初めは目標に期限と行動計画を立てて取り組んでいたが、少しでも予定外な事象が発生すると、
行動計画の修正が甘くなり結果的に期限を延長せざるを得なくなることが多々ありました。
今回、この本を読んで、リーダーになるためには、まず自身のタスク業務の定期的な状況確認、
そして行動計画の修正をいかに具体的に作成し実行し続けられるか、今後に活かしたいと思いました。
まだまだ社会人として未熟者の私でも、十分参考になる情報がありますので、是非お手にパラパラ読むだけでも参考なると思います。