公務員試験 失敗して学んだこと
私は東京都庁1類B採用試験を受験し、1次試験で落ちました。
今回、受験に失敗して学んだこと、来年に向けてどのように目標設定、勉強方法を確率すべきか改善方法を書きました。
(※あくまでも個人の経験、主観に基づいて綴っていますので、今後、公務員試験を受験する方は参考程度に読んでください。)
結論を書きますと、失敗した原因は主に以下の3つです。
⑴ 勉強の努力量基準に、合格者と差異があった。
⑵ 日々の勉強理解度を確認せず、理解している気になっていた。
⑶ 勉強計画を立てても、進捗に遅延が発生した場合に計画を修正して取り組むことができなかった。
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⑴について
私と合格者の勉強に対する努力の基準に差異がありました。
具体的には、予備校等の合格者日記に理想の1日の勉強時間が書いてあり、私は勉強時間を基準にして受験生活を過ごしてしまいました。
その上、私の立場は社会人フルタイム勤務で、疲労により集中力が無い状態で勉強時間を達成することに満足感を得ていました。
隙間時間や土日も勉強に時間を充てたから大丈夫!と問題内容を理解する目的を忘れていたことが失敗の原因です。
・改善方法
勉強時間ではなく、各科目の問題正答率を基準に取り組みます。また、問題数÷日数で進捗度も計測し、一日で取り組む問題数を、努力量80%で設定し無理なく継続できるよう計画作成します。
⑵について
試験問題を見て、理解したつもりになっていました。
特に、東京都庁は数的処理の問題に過去問の焼き回しの頻出率が高い試験です。
そのため、私は数的処理の過去問を見て、1度解いた問題に対して2回目以降計算過程を書き起こさず、想起することで理解したつもりになっていました。また、問題数を多く解きたいという気持ちが先走って、計算をしなかったことも原因でした。
その結果、試験当日に
焼き回し問題を見ても、解答を導くまでの計算過程を思い出せなかった。
計算過程を思い出せても、計算ミスのケアレスミスで選択肢の数値と合わず不正解になった、という事象が多々ありました。
・改善方法
数的処理の問題を解くときは、必ず紙と筆を用いて計算した上で解答し、アウトプット量を増やします。
週一で数的処理の過去問演習テスト形式で行う。数的処理はアウトプットしないと身につかないことが今回の失敗を通して学びました。
⑶について
勉強計画を作成した際に1、日に解く問題数が多く、遅延が生じたにも関わらず、忙しい、疲れたことを言い訳に原因分析せず、勉強時間の達成を優先して計画修正を怠ったことがありました。
その結果、勉強計画を修正せず、問題数をこなそうと理解していない状態で別の問題を説き続けたことで⑴⑵の状況にも繋がったと思いました。
・改善方法
1週間に1度、勉強計画と実績を比較して進捗の方向性を修正します。
⑵の改善策のように1問解答する所要時間が増えるため、1日で確実に取り組める問題数を設定します。
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以上、私の失敗体験談でしたが、合格できていないのでこれらの改善策が効果があるとは必ずしも言えません。
来年、私がこれらの改善策を意識しながら取り組んだ結果、無事合格することができれば、説得力が増すと思っています。
それぞれの受験生で環境、勉強方法、考え方も異なるので正解は無いと思います。
今回、私の失敗項目を読んで身に覚えがあると感じた方がいれば、私と同じ目に合わないよう参考にしていただければと思います。
受験シーズン真っ只中ですが、合格できることを心の底から願っています。
進路が見えず、今が一番苦しい時だと思いますが、良い結果に繋がるよう応援しています。